■狂言の流派とそれぞれの特徴や歴史について紹介します。
■狂言の流派と歴史
日本の古くからの芸能や技術的なものって、かならず流派があると思います。
華道や茶道にも、「○○流」というのがありますよね。
狂言にも流派があるようなので、その流派の歴史を踏まえて紹介していこうと思います。
狂言の流派には、「大蔵流」、「和泉流」、「鷺流」があります。
この3つの流派は江戸時代の家元制度をとった流派なんだそうで、
現在は「大蔵流」、「和泉流」の2つの流派が能楽協会に所属している流派として成り立っています。
「大蔵流」は、猿楽の本流とも言われている"大和猿楽系"の狂言を伝えたきた流派なんだそうです。
室町後期に大蔵弥右衛門家が創流した流派で、江戸時代には幕府御用の流派だったそうです。
明治維新によって、一時期は衰退しかけたようですが、
その後に持ち直し、「大蔵流」では狂言界初の人間国宝が誕生したりもしました。
「和泉流」は、江戸時代の本当に初期くらいに、素人の狂言師がやる"手猿楽師"として、
「大蔵流」は幕府に対し、「和泉流」は天皇御用とされていた流派です。
幕府御用ではなく、天皇御用ということもあり地方で活動することが多かったんだそうです。
タレントの羽野晶紀さんの旦那さんでもある和泉元彌さんらが「和泉流」です。